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Windows レジストリTips 第3回 -DisablePagingExecutive-


Windows休止状態からの復帰に20秒近くかかるようになり、そろそろHDD買い換えないと駄目だろうかと思う今日この頃。

さて、レジストリの構造・操作の仕方を解説も終わりましたので、今回から実際にレジストリによるWindowsのチューニングを紹介していきます。
今回は有名なものでWindowsカーネルを常に物理メモリ上に読み込ませておくことができるようになる「DisablePagingExecutive」という設定値を解説します。

カーネルとはOSの中核部分を成すもので、簡単に解説しますとハードウェア入出力とソフトウェアが情報をやりとりするための仲介を行ったり、プロセス間通信を管理したりするOSの最も重要な部分の一つです。

このカーネルは頻繁に参照されるため、アクセスが高速なメモリ上に読み込まれていればシステムは高速に動作します。
ですがWindowsにはページングという搭載しているメモリ量が少ない場合にHDDを仮想的なメモリ領域として使う仕組みがあります。
このページングによって作成されたHDD上の領域にカーネルが追いやられてしまう(スワップアウト)と、カーネルを参照するたびにアクセスが低速なHDDまで読み込みに行かなければならなくなり、システムパフォーマンスは大幅にダウンしてしまうのです。

Windowsによって扱われるメモリは「ページプール」と「非ページプール」という二つの領域に分かれており、前者はページングによってHDDへの移動が許される領域で、後者はそれが許されず、常にメモリ上に読み込まれていなければならない領域です。

今回のカスタマイズではカーネルをページプールから非ページプールに割り当てることでカーネルのスワップアウトを防ぎ、パフォーマンスを高速に保とうというものです。

変更するレジストリ
キー : HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetControlSession ManagerMemory Management
値 : DisablePagingExecutive (DWORD値)

有効 : 1
無効 : 0 (規定値)

読んで字のごとく、DisablePagingExecutiveというのはページングの実行を無効化するという意味です。
大抵Disableとかついてるレジストリは1にすると何かの設定が無効化されるものが多いです。
つまり今回は1を設定することで少々ややこしいですが「カーネルのページングを無効化するのを有効にする」ということになります。

蛇足ですが「Memory Management」キーの下にはメモリ管理に関する情報が保存されています。
他の値もいずれカスタマイズとして紹介するかもしれません。

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